ラーメンショップねもと 千葉・四街道中台





白んだ空からわずかに青空が顔を見せて、梅雨がそう遠い先では無いようにも感じられた、そんな6月初日の休日金曜日だった。

先日レンタカーを利用してこちらを訪れたところ、以前とは違う定休日になっていて、ごく一部のサイトが報じていた通り月曜日もお休みしていた。

その日はこちらの長男の方が営業しているラーメン店へ流れて、そこで大変感動したラーメンを愉しむことが出来て当日はこちらにも訪れることを堅く誓ったものだった。

そんなわけで物井駅から出る千葉内陸バスのケアプラザ前行きに乗れば、こちらの直ぐ近くまで辿り着けることをネットで突き止めて出掛けることにした。と言うわけで物井駅西口のロータリーでバスを待っていると、可愛らしいマイクロバスが静かにバス停の前で止まった。

乗客が降車してからそのバスに乗ってまもなく出発。乗客は私を含めて3人だけ。豊かな自然を車窓に10分も進めば終点でそこで降車。遠くに車の行き来が激しい道路が見えてこちらがある国道51号の位置関係が直ぐに把握できた。

ともあれこちら近くに出る裏通りらしい田舎道があったので安全も考えてその路地を入って行くと、森や田畑を縫って歩いて行く感じで思わず童心にかえってその道を進んで行った。

そして国道51号に出て少し戻るように歩けばこちらの店舗が見えて、白い暖簾が軽くゆらぐ姿に営業していることが確認出来て思わず一安心してからその店頭に立った。

以前はラーメンショップと記されたビニールシートを最近張り替えたようで、新しいビニールシートにはラーメンとだけ表記されていた。こうして食べ歩いていると気が付くものだが、赤い色のビニールは他の色よりも色が抜け落ちるのが早いようだ。

さっそく入店するとまだ早い時間もあってか、そこそこの先客が店内でラーメンをすすっている姿があった。成田が長男のお店なら、こちらは次男のお店。富里にはさらに三男のラーメンショップがあるようだ。メニューが奥の壁に案内されていて、そこからチャーシューメンをお願いした。

手前の厨房のテーブルには、成田店と違って純血ラーメンショップの証しと言える、丸の中に「あ」の文字が刻まれた麺箱がさりげなく置かれていた。なるほど。最初にラーメンショップを始めたのはこちらで、長男のお店で確認すると昭和50年頃かららしい。

さりげなく成田よりもこちらが早く営業を始めたのか店主ご本人にお聞きすると確かにそうだと返って来た。具体的な創業年をさらに確認するのも野暮に感じたので、それ以上は特にお聞きすることも無かった。なおメニューには、馬賊ラーメンやら四色ラーメンやら不思議なメニューがあった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、麺箱を見た時点で「そうかここは成田と違うシフトか」と箸を入れる前に理解できたので、その味わいに納得しつつも、ともあれ何処のラショとも違うその素敵な美味しさに来て良かったと感じた。

昭和50年頃から変わらない店主が作るチャーシューメンだけに当たり前と言えば当たり前だが、そのしみじみと来る豚骨のコクに絶妙な麺のヤワさがまたタマらなかった。店主は隣りの常連さんとスカイツリーの話しで盛り上がっていた。

時折りタバコに火を点けて一服する店主だが、その煙りが客席に行かないように充分に配慮していて、カウンターにも灰皿一つ置いてないこちらだった。

気がつけば完食。ラーメンショップが輝いていた頃から営業していた一軒だけにその味わいもまた輝いていた。成田店がかなり良かったが、いや、こちらもなかなか実に良かった。

(左フォト) チャーシューメン/店舗外観/利用路線バス (2012.06.01)


 ラーメンショップねもと@四街道

 住所:千葉県四街道市中台707  定休日:月曜・火曜  営業時間:10:00〜19:00

 アクセス:JR総武本線物井駅西口下車。千葉内陸バス亀崎・中台線ケアプラザ前行きに乗車して
       終点で降車して国道51号に出たら右手へ500m程進んだ右側にあり。
       またはJR総武本線都賀駅東口下車。ちばフラワーバス都賀線八街駅行きに乗車して
       中台バス停で降車。進行方向へ少し歩いた左側にあり。



  2012.06.01 自然が多い周辺。   2012.06.01 店舗遠景。



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