九州らーめん 南木商店 千葉・津田沼

曇り空にまた秋が加速する10月半ば週明けの日曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、先ほどまで雨が降っていたようでアスファルトが濡れていた。湿度は高かったものの、そんな秋深しな穏やかに涼しい午後7時過ぎだった。

今月5日に立川のたま館が一部入れ替えをして、第4期がスタートしているらしい。新たなラーメン店が営業していて「さいころ」と「天運我に有り」に、もう一店舗の名前がなんとこちらで初めて知った時は驚いた。一昨年津田沼にオープンしたこちらが、魚粉の風情に某店を思い起こしたものの、そうした機動力を持つラーメン店であるとは知らなかった。




そんなわけでまだウリとなるとんこつらあめんをまだ食してないこともあって、また津田沼で途中下車してこちらへやって来た。こうしてあらためて店頭に表された店名表示を見ると、なんとも荘厳な威厳さえ感じるものと言えた。

そんなことを確認しつつ入店して券売機の前に立って、予定通り太麺の方のとんこつちぢれ味玉らあめんを選んで、サイドメニューも行くかとなって肉めしのボタンを連打した。

そこそこに盛況な店内が広がっていた。空いていたカウンター席に腰掛けながら、厨房におられた方にチケットを手渡した。やはり立川に、こちらの支店が出来たそう。

ただし豚骨ラーメンと味噌らーめんだけで、鶏出汁をベースに作った重ね魚だし醤油らぁめんと、そのつけ麺は津田沼店でないと愉しめないそう。とんこつらあめんは、豚のガラだけを一昼夜かけて炊きだした濃厚スープのようだ。

また味噌らあめんは、3種の味噌をブレンドして作り上げた特製味噌ダレのラーメンの底には玉ネギと挽き肉が忍ばせていて味に変化をもたらせているらしい

そして細打ちストレート麺は数種類の強力粉に卵白を練り込んだ低加水麺だそうで、今回選んだちぢれ麺はタピオカを練り込んでモチモチとした食感を出したもののようだ。

近年の太麺にタピオカを練り込んだケースは数多く見受けられるもので、例えば丹行味素@北新横浜に麺爽かしげ@阿佐ヶ谷、麺恋処いそじ@代々木もそうだし、この周辺では自家製太打麺 勢拉@みどり台が挙げられる。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、自家製の黒マー油がいい風合いを醸していて、そこはやはり好みな仕様だけに素敵で美味しかった。麺に切れ目を入れているのだそうで、なるほど太麺の多加水麺ながらスープの絡みが絶大に良かった。

肉めしがまた在り来たりでない、甘辛な味付けがなかなかだった。気がつけば完食。いや、かなりとても実に素敵で美味しかった。

(左フォト) とんこつちぢれ味玉らあめん/肉めし (2012.10.14)


 九州らーめん 南木商店 (ナミキショウテン) 津田沼店

 住所:千葉県船橋市前原西2-34-11ヒシノビル1階  TEL047-493-0555

 定休日:なし  営業時間:平日・土曜11:30〜翌3:00◆日曜11:30〜0:00

 アクセス:JR総武線津田沼駅北口下車。ロータリー左手のパルコ前のぶらり北通りを進んで行き、
       十字路の横断歩道を渡ってから左折。100mほど歩いた右側にあり。

  

  2012.10.14 JR総武線津田沼駅北口ロータリーを出て徒歩5分ほど。   2012.10.14 南木商店内の麺の蘊蓄。





見上げた首都圏の青空に、そろそろ梅雨明けの知らせが気になる程晴れ渡っていた7月半ばの3連休最終日の祭日月曜日。

いつもならば休日曜日だがそこは仕事となって、それも終わって外に出れば、また湿度の高い夜風が街をさすらう夏行く午後8時近くだった。

先日ネットで知るところとなって、今夜はそんなこちらを訪れることにした。そんなわけで津田沼で途中下車してその店頭へやって来た。

店舗は商品券チケットの販売もするキングと言う名前の質屋のビルの1階で営業していた。

2010年8月11日にオープンしたラーメン店で、そのメインに提供するラーメンは背脂にマー油も軽く浮く熊本系九州ラーメンのこちららしい。

さっそく入店すると、左手に券売機を見つけその前に立った。風が昨夜よりは心地よいもののラーメンと言う気分になれなかった。

しかも昨夜のつけ麺回避が実はトラウマになっていて店先のインフォメーションもあってその重ね魚だしつけ麺を味玉入りの大盛でチョイスした。

振り返って比較的盛況な店内のカウンター席の空いた席を見つけてそこへ腰掛けた。チケットを手渡すとあつもりも選べる案内があったので、そこは丁重に冷やもりでお願いした。

先客が口にするラーメンは、喉が鳴りそうになるほど美味しそうだった。みなみぎ?なんぼく?なんぎ?南木商店の南木はなんと読むのか判らず来ていたことに座ってから気づいた。

すると厨房におられる方が親切に、なみきしょうてんと読むことを教えてくれた。ナミキと言うと千葉駅周辺の某店が直ぐ浮かぶが漢字が全然違うだけに関係ないところだろうか。程なく到着。

つけ汁には海苔イカダが浮かべられていて、そこに粗めの魚粉がかなり多めに乗せられていた。財宝が積まれた木造船が、その重さに耐えきれずに沈んで行くように魚粉が徐々につけ汁に溶けて行った。

それではと行かせて貰えば、つけ汁に入る小さくざく切りした白菜に微塵切りの玉葱と挽き肉の役目が功を奏して、かなり素敵な持ち味を示していた。

柚子皮が入るもののまた違った風情の魚介豚骨でオリジナリティが感じられた。 ここ最近はあまり見かけなくなった、いわゆるところの六厘舎スタイルだ。

太麺はややウェーブしてタピオカを練り込んだものだそう。なかなか納得させるものがあって素敵で愉しいそんな重ね魚だし味玉つけ麺大盛だった。

大盛なるも気がつけば麺が消えた。スープ割りも良かった。いや、実になかなかで美味しかった。

(左フォト) 重ね魚だし味玉つけ麺大盛(汁・麺) (2012.07.16)
  

  2012.07.16 店舗遠景。   2012.07.16 店頭外観