森田やラーメン 千葉・西千葉





青空から全てを焦がすような真夏の陽射しが街に注いでいた8月前半週末の土曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、真夏の夜らしいそんな午後8時近くだった。

しばらく前に訪れたこちらだが、その時食べ終えた後で、是非とも味噌の方も試してみたいと思っていたがそのままにしていた。

千葉周辺を食べ歩いておよそ4カ月が過ぎたが、こうして見るとなりたけインスバイアー系とも言える、こちらのような背脂らーめんが多いことにあらためて気がつかされる。

背脂がたっぷりと入って味噌もメニューに並ぶと、それだけでそうした系統と呼んでしまいたくなるもの。そうしたラーメンを昨日も秋葉原で食して、そう言えばとなって今回仕事帰り立ち寄ることにした。

そんなわけでまた西千葉で途中下車して、千葉大学キャンバスを左手に見ながら夜の千葉市内を歩いて駅からやや距離のあるこちらの店頭へやって来た。

たまたまなのか先客のいない店内。店主にご挨拶しつつ、予定通り味噌らーめんとミニチャーシュー丼もお願いした。今夜は先日と違って、店主のお母さんらしき方が一緒におられた。

まぜそばなどのような夏向けのメニューが無かったので、話題作りもあってそうしたものを提供する予定がないかをお聞きして見た。

すると少し前に案じて冷やしらーめんを開発し、メニューに並べたことがあったと教えてくれた。その名も生クリーム味噌らーめんだそう。

冷製仕立てで、アラビアータ風に味付けしたものらしい。唐辛子とトマトを利用したもので、思いのほかよく出来た作品となったそう。

ところがレギュラーメニューのラーメンに対応しながら提供するのが、かなりやっかいだったので3日で止めてしまったそう。それは残念と言うしかなかった。程なく到着。

大判の豚バラロールがモヤシの小山に横たわっており、微塵切りのタマネギと共にワカメが前回同様印象に残るほど入っていた。

それではと行かせて貰えば、味噌もまた実に味わい深くも美味しいもの。やはり中村製麺製の中細ちぢれ麺の風情もよろしく、チャーシューやモヤシもなかなかのシフト。

背脂の量もギタギタと言えるほど、スープに溶け込んでガッツリと入っていた。

それに負けない味噌スープのコクと味わいがまた良かった。後半になってからラー油を入れて見るとまたいいそうで、やって見るとなるほど違った風合いとなって素敵な持ち味だった。

ミニチャーシュー丼もまた美味しく、気がつけば完食。いや、実になかなかまた良かった。

(左フォト) 味噌らーめん/ミニチャーシュー丼 (2012.08.04)







見上げれば晴天のやや白んだ青空から、初夏の陽射しが注いでいた5月下旬の週明け日曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかな午後8時近くだった。

昨日も西千葉だったが今夜もまたやって来た。それもこれも大変気になるラーメン店ができたからでそれがこちらだ。

千葉大学の右端の道路を500mほど歩いて行くと、右手に風情よくこちらが佇んでいた。今年の2月にオープンしたばかりらしい。

さっそく入店すると大学生6人の団体さんと単身客が1人で、そう広くないフロアだけに盛況な店内のこちらだった。

単身客の隣りの空いたカウンター席にお邪魔して、奥の壁にあったメニューの案内を見上げた。これがなかなか潔い提供メニュー。なんとメインメニューは、正油らーめんと味噌らーめんの2つのみ。

後はサイドメニューのミニチャーシュー丼と替玉だけが表記されていた。少し悩んでから正油らーめんとミニチャーシュー丼をお願いした。

八街の実家が居酒屋だそうで1年間ほど手伝いながらラーメンをそこで提供した後、今度は八街駅前で屋台を利用して営業していたそう。

そして2010年8月八街市内に路面店をオープンさせたよう。八街では屋台と路面店で3年間営業し、意を決して千葉市内のこちらに移転して来たのだそう。

特にラーメン店で修業したことは無いそうで、独学で完成させたラーメンらしい。ホープ軒から続く背脂ちゃっちゃっ系と知って来たことを告げると店主はホープ軒を知らなかった。

店主はかなりお若い方のようで、思わずなりたけと言えば良かったと後悔してしまった。そちらの店名は、もちろん知っていた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、これがとんでもなくかなり素敵な味わい。まさに独学と判る今までの背脂ちゃっちゃっ系とは違うシフトだけに目からウロコの美味しさ。

黒胡椒が利いていて、お聞きするとやはりカエシは自家製だった。瀞みのあるスープは、実にとんでもなく良かった。かなり才能のある方と言えた。

種豚のゲンコツを利用して炊いたスープだそうで、そのゲンコツを見せて貰ったが通常のゲンコツよりもかなり大きいもの。流通が不安定なものだけに、このゲンコツを利用する店はあまり無いのだそう。

モヤシが多めに入ったラーメンで、みじん切りのタマネギがまた背脂と相性が良かった。大判のチャーシューもとても美味しかった。

当初は北海道から直送の麺を利用していたそうだが、現在は多くのサンプルの中から選んだ、東金にある中村製麺の麺を利用しているらしい。その麺がまたいい風合いを示していた。

大判チャーシューの大きさが如何に大きいか直ぐ判るのがミニチャーシュー丼で百聞は一見にしかずと言えた。マヨネーズと刻み玉ネギが少量が添えられてこちらもまた良かった。キュウリの漬物惣菜がカウンタトップにあって、後半になってからそれを入れてさらに愉しんだ。

そう言えばライス無料の案内があったが、ここに良ければライス足し入れてくれるようだったがさすがに今回は辞退した。気がつけば完食。いや、とてつもない新境地の背脂ラーメンでかなり良かった。


(左フォト) 正油らーめん/ミニチャーシュー丼/店頭外観 (2012.05.27)


 森田やラーメン

 住所:千葉県千葉市中央区松波4-20-7  TEL080-1180-6489

 定休日:火曜日  営業時間:11:00〜23:00

 アクセス: JR総武線西千葉駅北口下車。ロータリー右奥の道路を千葉大学の敷地を左手に
        見ながら作草部駅方面へ500mほど進んだ右手にあり。