麺や えぼし 千葉・土気





本日はあすみが丘に在る2店のラーメン店を訪ねるために土気駅に降り立ち、既に1店のラーメン店で竹岡系のラーメンを堪能した。

今日も爽やかな青空が広がる、そんな好天の正午過ぎだった。午前中は北寄りの風だったが、午後は凪の後でまた南寄りに感じる風に変わったようだ。

閑静な住宅街を横切るように歩いて行くと、こちらもまた風情のよい店頭で営業をしていた。

こんな静かな周辺でこうした店名を目にすると、人の居なくなった海水浴場の潮騒が何処からともなく聴こえて来そうだ。

さっそく入店すると、入口にはサーフボードが立て掛けられていて、リニューアル前の古い店名が隅に小さく刻まれていた。

以前は「呑み喰い屋ぐぅ」なる居酒屋だったこちらのよう。数人の先客がおられるそんな店内だ。奥に厨房があり、その前にカウンター席が在ったので、そこまで進んでからその席に腰掛けた。

店頭に「秋の味さんまだしらぁ麺」と言う案内があったので店主にお聞きすると、レギュラーメニューの磯醤油らぁ麺がそれだそうで、それならそれで行こうとなってお願いした。

ふと見ると傍にオープン時のチラシが何枚も貼られていた。「゙呑み喰い屋ぐぅ゙が本格ラーメン店に!」と言う文字が躍っていた。

居酒屋として平成8年に開業したこちらだそうで、5〜6年頃前からラーメンも提供するようになったらしい。そしてチラシの通り昨年の12月、意を決して本格ラーメン店の道に進むことを決意したのだそう。

店名のえぼしとは言わずと知れた茅ヶ崎のシンボルと言える烏帽子岩のことで、てっきり茅ヶ崎のご出身なのだろうと思って来たがそうでは無いそう。

入口にあったサーフボードが全てを語っており、よく湘南海岸がまで足を運んではサーフィングしたのだそう。今はもういいトシらしく引退しているらしい。

そう言えばBGMは、ずっとサザンオールスターズの曲が流れていた。なお、旧店名の「ぐぅ」について確認すると、お腹が空いた時の擬音から付けたものだそう。

東金のぐうらーめんに関係しているのかと思ったことを告げると、しばらく前に数人のお客さんから同じことを言われて初めてそうしたラーメン店の存在を知ったそう。

それでラーメン店にする際、本来なら同じ店名にしたかったそうだが、それならば違う店名にしようとなったのだそう。

なるほど。ともあれ本日1店目のラーメンが、ほぼその味わいだけにややこしい土気のラーメン事情と言えた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、鶏の風情が香味油と共に豊かに現れている、なかなかとても素敵な醤油ラーメン。麺は茨城の中橋製麺所だそうで、この麺がまた実にかなり良かった。

焼きサンマをミキシングしてスープに入れるラーメンが見受けられるが、一口スープを飲めばそれがサンマ節を利用したラーメンであることに気づかされる。

最近煮干し系ばかりが街に氾濫する現状を見て、サンマ節で行こうと思いついたのだそう。2杯めなるも、気がつけば完食。いや、かなり実に良かった、なかなか素敵なサンマ節ラーメンだった。

(左フォト) 磯醤油らぁ麺(細)/メニューリスト/店舗外観 (2012.11.02)


 麺や えぼし

 住所:千葉県千葉市緑区あすみが丘3-51-15  TEL043-295-3555

 定休日:月曜日  営業時間:11:00〜15:00/17:00〜21:00

 アクセス:外房線土気駅南口下車。ロータリーから延伸する道路を進んで行き、土気駅南口交差点
       を右折。そこから600m近く歩いた左側にあり。

  

  2012.11.02 外房線は京葉線直通電車があるので帰りの時に注意。   2012.11.02 店名は湘南海岸に浮かぶ茅ヶ崎のシンボル烏帽子岩から。