長州ラーメン 万龍軒 千葉・中央区新町





昨日までの強い南風かと思いきや、それが北風にすげ替えられていた10月下旬の水曜日の朝方。今日も仕事が終わって外に出れば、ともあれ穏やかに寒くなって来たそんな午後7時過ぎだった。

千葉駅の近くにある富士見店を訪れて、2度目にしてこちらのラーメンが、山口の宇部ラーメンに似ていることに気づかされた。

新町にも店舗があるようだ。おそらくは店主は、新町店におられるのだろう。そんなわけで、今夜は仕事帰りそんなこちらへ訪れることにした。

そごう側に出て京成の踏切を越え、そのまま直進。大通りの横断歩道を渡って更に直進。信号交差点を右折して進み、また次の信号交差点を右折。

程ない右手に電光看板が眩しく店先の道路を照らすこちらが佇んでいた。店舗の入口には「お仕事、お疲れ様!!」の言葉と共に、酒の肴らしき一品料理が全て230円であることが案内されていた。

特にクルマが行き交うそうしたメインストリートの道沿いでは無いものの、その所為なのだろうか店内はかなり活況を呈していたこちらだった。

さっそく入店すると、ガヤガヤとしたフロア。奥の方が落ち着いて食せそうだったのでそこまで行くと、富士見店でも見た大釜が同じハンドルに同じ格好をして異彩を放っていた。

やはり独特な大釜だ。そこから大量の湯気がもうもうと上がっていた。おそらくはスープが、中でグツグツと煮立っていることだろう。それが直ぐそこに見える位置に腰掛けた。

メニューリストがあったので広げると、多彩な提供メニューがあった。そう言えば野菜ラーメンだとなって、来られたお店の方にそうお願いすると野菜長州ラーメンでオーダーが通った。

何かしらサイドメニューでも注文するかと脳裏を過ぎったが、そう言えばボリュームが確かいいラーメンだと記憶にあったので今回はそれだけにすることにした。

こうして周囲の先客を見回すと中華居酒屋として利用するグループ客の方も居れば、純然にラーメンを愉しみに来た方も居て、その年代層の広さにも驚かされた。程なく到着。

やって来たラーメンを分析して見ると、モヤシを中心とする野菜が炒められてラーメンの上に札幌味噌の如く盛られており、そのスープは初期の久留米ラーメンに瀞みを与えたような感じだった。

いや、これはボリュームが良さそうで、なかなか美味しそうなビジュアルと言えた。それではと行かせて貰えば、なるほどこれぞ宇部ラーメンと言いたくなる濃厚感がありながらもサラッとした豚骨スープ。

そこにコシの良い細ストレート麺がまたなかなかで、シャキッと炒められたモヤシ野菜炒めが麺と共に絶妙な相性を示していた。チャーシューも、泣ける美味しさだ。

ふと見ると老練そうな店主らしき方が、目の前にそれはさりげなく現れた。これも神のおぼし召しとばかりにそれならばとこちらも同じくそれはさりげなく話し掛けた。

そして長州ラーメンは山口の宇部ラーメンに似ていると言う、今回行き着いた核心にいきなり話題をそこへ持って行った。するとやはり店主は山口・宇部のご出身だそうで、しばらく前にも同窓会で久しぶり宇部の町を訪れたそう。

その際には宇部ラーメンの老舗店も訪れたらしい。気がつけば完食。いや、これはなんともとんでもなく、素晴らしくとっても美味しいそんな野菜長州ラーメンだった。

(左フォト) 野菜長州ラーメン/厨房にある大釜/店舗外観 (2012.10.24)


 長州ラーメン 万龍軒 (マンリュウケン) 新町店

 住所:千葉県千葉市中央区新町25-12  TEL043-244-2304

 定休日:日曜日  営業時間:平日11:00〜14:30/17:00〜21:00◆土祝11:00〜15:00

 アクセス:JR千葉駅東口下車。改札を右手に進んで、そごう前の道を右に行き直ぐ左の道を入り
       進行方向左にある踏切りを渡ってそのまま直進。大通りの横断歩道を渡って更に直進。
       信号交差点を右折して進み、また次の信号交差点を右折して程ない右側にあり。