中華料理 幸和 千葉・市川真間





昨日は午後から台風15号が関東地方を直撃し首都圏でも土砂崩れや倒木・冠水・河川の氾濫に鉄道が運休する等して、TVニュースのテロップが夜遅くまで落ち着く事は無かった昨夜であった。

そして一夜が明けた本日はまさしくの台風一過で、朝から強い陽射しが注いでまた暑さも戻って来た9月下旬の金曜日だった。

本日は昨日の流れで市川某店と思ったが諸般の都合で後日となって、さて今日はどうしようと考えたがそこから程近いこちらが少し前から気になっていた事を思い出して訪れる事にした。

京成電鉄市川真間駅国府台寄りの踏み切りを国分寄りに歩いて行きT字路の手前にあるこちらで、かなりの歴史を有していそうな建物の佇まいに以前一度気がついてそのままになっていた。

そんなわけで乗って来た自転車の向きを変えてその店頭へやって来た。日焼けした赤いビニールシートの下で、深紅の暖簾が昨日とは違う軽やかなそよ風に揺れていた。

店頭に自転車を停めて早速中へ入って行くと、やや薄暗いものの落ち着けそうで雰囲気のいい昭和から連綿と続く風情ある店内となっていた。

直前に出前の注文があったようで、店主と女将さんが厨房から出て来ていて、テーブル席に置いた岡持ちの前におられた。

開店してまもない感じで、先客はまだ居ない店内。右手入り口寄りのテーブル席が落ち着けそうだったので、そこの一席に腰を降ろした。

壁のメニュー表を見上げて、そこから650円と言う金額表示をしていたラーメン半チャーハンセットをお願いした。やけに安い価格設定で、ちなみにラーメンだけだと450円となっていた。

さりげなく定休曜日を確認してから、営業してどのくらいかを女将さんにお聞きして見ると、これが驚きで何と昭和27年に創業した事を教えてくれた。

もうすぐ60周年を迎える中華店らしく、ちょっとない大衆中華店と言えた。中からも見える赤い暖簾は、比較的新しい感じだった。

この周辺で生まれた私だけに、松並木があるこの一帯は幼い頃から覚えており、確実に変化して行く時代のそんな中でこちらも着実に歩んで来た事だろう。程なく到着。

予想通りのほとんど油が浮かないラーメンからは、鶏の香りがよりいっそう迸って来るもの。

それではと行かせて貰えば中細ちぢれの麺の風情も良く、刻みネギが散らされていて海苔・ワカメ・ナルトに比較的大きいチャーシューが乗っていた。

まったりと来る鶏の深みがいい醤油スープは、コク味も良く全体的な味わいも深く美味しいラーメン。チャーシュー等の具材もどれもが良かった。

チャーハンも小エビがちょこんと乗っているもので、玉子が多めに入っていてこれまた実にとんでもなく美味しいもの。小エビがまた良かった。

半チャーハンにしては量も多めと言えて、盛られた器が印象的でもあった。気がつけば完食。実に素晴らしく美味しい、そんな老舗店のこちらと言えた。

いや、かなり良かった、昭和の風情あるラーメンと半チャーハンだった。


(左フォト) ラーメン/半チャーハン/店頭外観 (2011.09.22)


 中華料理 幸和 (コウワ)

 住所:千葉県市川市真間1-14-19  TEL047-322-5121

 定休日:火曜日  営業時間:11:30〜22:30

 アクセス:京成本線市川真間駅下車。国府台寄り踏み切りの道路を国分方面に200m程進んだ
       T字路手前の右側にあり。



  2011.09.22 昔から残る松並木周辺には新しいマンションが建ち並ぶ。   2011.09.22 国府台寄り踏み切りの道路を国分方面に歩くとある。



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