中華 春日 千葉・西船橋

紺碧の空と呼ぶにはやや薄いものの、そう夏空を形容したくなる程にまた午前中から暑かった8月上旬の木曜日。今日もロンドンオリンピックのメダルの数が伝えられて、仕事が終わって外に出ればまた蒸し暑い午後8時近くだった。

時にネットでこちらの存在を知って気になるところとなり、そんなわけで仕事帰りに立ち寄ることにした。場所は京成西船駅寄りのJR西船橋駅からでも気軽に歩ける距離の位置に在った。北口ロータリー左奥の道路を、そのまま道なりに歩いて行く。やけに明るい月夜の晩だ。帰宅を急ぐ人の波をやり過ごすように、端に寄りながら先へ進んで行く。




国道14号の交差点を越えて葛飾商店会のアーチを潜り、さらに150mほど進むと風情の良いこちらの店舗が佇んでいた。

さっそく入店すると、そう広くはないこちらのフロアー。テーブルが4〜5卓程度あるだけ。入口近くのテーブルに数人と奥のテーブルに単身の先客が居るだけだったがそれでも盛況とも言える感じだった。

厨房寄りの空いたテーブル席に促されて腰を下ろし、メニューからラーメンと共に手のし手造りギョーザと記されていたそれもお願いした。店内には中国小物が随所に飾られていて建物自体も比較的新しく、一見すると歴史の浅い中国料理店と言う風情があった。

しかしそれも厨房で忙しなく動く店主の姿を見れば、その考えは一瞬にして消え失せるはず。あらためて店内を洞察すれば、かなりの歴史を有する中華料理店であることに気付かされた。

先客に注文品は行き渡っていたが、手間を掛けて作っているようで、若干の時間を要しながらも然程でそう待つこともなくオーダーした品がやって来た。それではとラーメンから行かせて貰えば、やや酸味が前に来る味わいの醤油ラーメン。

店主が織り成すワザから少なくても30年以上のご経験はあるのだろうと思わせる素敵な風味を感じた。チャーシューも美味しく、麺にも妥協していない良さがあった。チンゲン菜やメンマに味玉子にも説得力が沸々と表出していた。

餃子にも手を付けるとなるほどこれは切なくなるほどに、手のし手造りギョーザと舌が敏感になってそれを教えてくれた。手でのして肉餡を詰めてしっかり焼き上げたもので、ラーメンと共に実にとんでもなく美味しいもの。

45〜46年前にこの直ぐ近くで創業した中華店だそう。すると昭和41年頃に開業されたようで、区画整理の関係で若干だけ場所を移動して営業されているこちらだそう。ネットで2008年にリニューアルしている情報があったので、その時に移動したところだろうか。

以前は自家製麺だったそうだが、移転してから製麺機が置けずやむなく麺を仕入れているそう。気がつけば完食。いや、かなり素敵で実に美味しかった、そんなラーメンと手のし手造りギョーザだった。

(左フォト) ラーメン/手のし手造りギョーザ (2012.08.02)


 中華 春日 (カスガ)

 住所:千葉県船橋市西船4-12-25  TEL047-431-7477

 定休日:日曜・祭日・水曜※但し祭日がある週は水曜営業。  営業時間:18:00〜24:00

 アクセス:JR総武線他西船橋駅北口下車。北口ロータリー左奥の道路をそのまま道なりに国道
       14号を越えて150mほど進んだ右側にあり。京成線西船駅のすぐ近くにあり。

  

  2012.08.02 国道14号に出たら、さらに直進して進んで行く。   2012.08.02 夜の店頭外観。