御食事処 かみなか 千葉・松戸新田





昨日の雨もすっかりと上がって雲で青空がわずかに望む程度だが、街角にささやかな陽射しが注いでそよ風が駆け抜けていた、そんな十月神無月上旬の木曜日だった。

こちらも自宅周辺の蕎麦屋を教えて頂いた方が、先日さらに追加してお奨めして貰った店で、ラーメン専門店ではないが特定の曜日だけこだわりのラーメンを提供しているお食事処だそう。

先月下旬に訪れて見ようとなって、電話で確認させて頂くと夏の間はラーメンはお休みしているとのこと。10月になったらまた木曜・金曜・土曜の限定で、提供する予定であることを教えてくれた。

そんなわけで10月を迎えて、そう言えばとなって今回出掛けることにした。と言うわけで東松戸に出て武蔵野線から新京成線に乗り換えて少し前にも来た松戸新田駅に降り立った。改札前の道路を左手に進み、突き当たりを左折。

スーパーを過ぎたころ前方にY字路があり、そこを右手に進んで100mほど歩いて行くと民家をそのまま飲食店にするこちらが左手にあった。文化の館と記された木製の掲示板が店先に設けられていて、着付けもされていること等がそこに案内されていた。

開店時間を勘違いして来てしまったことが、そこにあった営業時間の案内で判りしばし周辺を散策。開店時間となって戻って来ると、店内に人の姿が見え中に入るとやはり普通の民家でそこは玄関だった。右手のフロアへどうぞと促されて、靴を脱いでそこの窓際の空いたテーブル席へ腰掛けた。

まもなく店主の奥様が来られて、ラーメンを今月から提供することをお聞きして来たことを告げると、「先日お電話された方ですね、よくぞいらしてくれました」と心ある御挨拶に思わず来て良かったと思った。

ともあれ1000円と案内されていた特製手打ちラーメンをお願いすると、厨房側のフロアへ戻って行かれた。何気なくメニューブックを開くと、冒頭に大きく「当店のこだわり」としてその内容が記されていた。

ダシは真昆布と本鰹の完全無添加、醤油は国産大豆・国産小麦・天日塩を利用した丸大豆醤油、化学調味料や偽装魚・熱帯魚は一切使わず、提供している肉は全て国産だそう。

遺伝子組替え的など科学的に結合させるものまで頑なに拒んで、安心して口に運べるものが一番の御馳走と考えているそんなことが綴られていた。程なく到着。ラーメンの案内を見ると、自家製・無添加のスープ、三元豚の自家製焼豚、そして自家製手打ち麺となっていた。

特定アジアの材料はいっさい使用していないそう。するとカン水はどちらのものかとお聞きすると、モンゴルですからとのことでなるほどだった。それではと行かせて貰えば、その膨よかな味わいに心さえ打たれた美味しいスープのラーメン。

鶏ガラを多くの野菜と共に炊いたものに、先述の真昆布と本鰹の完全無添加スープ等を合わせた醤油スープだそう。分厚い煮豚は、なるほど泣けるほどの美味しさだった。具材はそのほかシメジやインゲンに小口切りの白ネギ、さらにはナルトの代用のように輪切りされたニンジンが添えられていた。

そう言えばシメジはメンマの代わりだろうか。自家製麺はパスタにも似た風合いで、かなり多加水気味の中太麺となっていた。メニューをさらに見ていくと、喫茶メニューにスイーツも豊富に提供されているこちらだった。

全般的に記されているこだわりのインフォに150円と言う金額もあって、ミルクティー寒天を追加注文して口にしたがこれがまた素敵な美味しさだった。こちらは14〜15年前に惣菜店として周辺で開業し営業していたそうで、4年ほど前からこの外食店をオープンさせたそう。

店主いわく、食の原点から考え単にスローフードと言うだけでなく食材基準問題から見つめ直し、より安全で安心出来る食材だけを使用して料理しているとのこと。ここ最近TPP問題で揺れる国内だけに、こうした考え方は今後もさらに広がり続けて行くのだろうと思う。気がつけば完食。

玄関には先述したような配慮の食品が並べられて販売されていた。その中に弓削多醤油製の高麗郷丸大豆醤油も陳列されておりおそらくこの醤油を使用したカエシなのだろう。いや、かなり実にとんでもなく果てなく何処までも良かった、とても美味しい特製手打ちラーメンとミルクティー寒天だった。

(左フォト) 木金土限定・特製手打ちラーメン/ミルクティー寒天/店頭の掲示板 (2013.10.03)


 御食事処 かみなか

 住所:千葉県松戸市上本郷3048-4  TEL047-366-8399  ※公式サイトはこちら

 定休日:日曜・祝日  営業時間:ランチ11:30〜14:30/ティー14:30〜17:30/ディナー18:30〜21:30

 アクセス:新京成線松戸新田駅下車。改札前の道路を左手に進み、突き当たりを左折。300mほど
       直進してスーパーを過ぎたころ前方がY字路となるのでそこを右手に行き100m程歩いた
       左側にあり。



スーパー先のY字路を右手に進んで行く。

民家をそのまま店舗にしているこちらだった。

それだけにフロアは、極めて家庭的な雰囲気。

胡椒と爪楊枝。

玄関に弓削多醤油製の高麗郷丸大豆醤油が。

住所は上本郷だが、最寄駅は新京成線松戸新田駅。