勝新 亀ふじ 千葉・上本郷 ※閉店





昨夜の暗闇に舞い降りた雪は夜半に変わった雨に洗い流されたようで、その雨も早朝には止んで正午前には青空から浅い春の陽射しが注いで気温も幾分上がっていた、三月も半ばとなって来た水曜日であった。

そんな今日は市内の上本郷周辺に所用があり、昨日と同じように路線バスで松戸駅へ出て、新京成電車に一駅だけ乗って出掛けた日であった。

所用も済んで周辺を若干散策した後、下車した上本郷駅まで戻って行く。同じ市内で電車から見ていたよく知る町並みながら、この上本郷駅に下車したのは殆ど記憶がない程に無縁な地区で、さりとて自動車やゼロハンでよく走った通りがその周辺にはあった。

そんな上本郷地区にあるのがこちらで、茨城大勝軒グループとして2006年6月17日に無限大@船橋と共にオープンしたラーメン店だ。ここも数ある中の上位にあった宿題店で、今回ちょうど良い機会だったので訪れる事にした。

その昔は実家が五香駅から自転車で15分ほど走った場所だったので、もしそのまま居たら既に入店していたであろうが、現在同じ市内に住んでいるもののここまでのアクセスが悪い場所でそのままになっていた次第だった。

場所は上本郷駅から直ぐの場所で、銀杏の中木が一定の間隔を保って植えられていた通りにあった。松戸駅前で10年間営業していたギトギトラーメン成光が移転して来た場所だったが、そんな行き辛い場所だった事もありそのラーメン店も残念ながら行く前に閉店してしまったよう。

店内へ入って行くと目の前に券売機があり、見ると角ふじ系のこちらだけに一番上の列のボタンは「ふじ麺」に終始していて、そんな中から「ふじ味噌麺」と言うボタンを見つけてこれで行こうと押し、厨房におられた方に中盛麺量が250gだとお聞きして中盛ボタンを連打。

入り口近くのカウンター席に腰掛けてチケットを手渡してお願いし、冷水かと中立ちしてコップに汲んで元の席に戻った。角ふじ系ラーメンの味噌も楽しみと思っていると、こちらの券売機の2列目「らー麺」にも「みそらー麺」と言うメニューがあった。

おや?と思って背中の壁等のインフォで確認すれば、「ふじ麺」は従来の角ふじ系のラーメンで、ニンニクの風味が利いた背脂が入ったスープで、モヤシや刻みタマネギが乗りつつ、チャーシューはゴロッとした豚バラスタイルのものらしい。

それに対して「らー麺」はこちらオリジナルで亀ふじ系と命名しているのもので、スープはアッサリ醤油に背脂がやはり入ったものだそうで、チャーシューは生姜焼き風味の豚コマ肉が乗るらしい。つけ麺もやはり違うスタイルのようで、そうした案内が成されていた。

振り返ってあらためて券売機を見ると、追加チャーシューのボタンも夫々分けられていて、「小ブタ」「バカブタ」「豚豚100g」「豚豚200g」等となっていた。豚豚の券でも追加して買って見ようかなと思った頃、「ニンニクいれますか」コールが来てもちろんお願いして、もう来る段となっていたので今回はそれを見送る事にした。

ちなみに券売機のボタン群の中には「挑戦状200円」と言うボタンもあり、特盛以上の麺量で1kgまで食べられるまでつけ麺の麺を盛ってくれるらしい。そんな反面ミニ亀500円と言うボタンもあり、こちらは逆に控えめで女性とお子様用に用意しているらしい。程なく到着。

おお、味噌スープにしっかりと背脂が浮いていて、モヤシと刻みタマネギが山を形成しており、昨日が二郎本家なら今日は二郎系で、また違う風情があってこれもまた美味しそうだった。

それではと行かせて貰えば角ふじらしいゴワゴワした極太ちぢれ麺と野菜が、口内を暴れ太鼓のように打ち鳴らし、コクのいい味噌と背脂が独特な世界を表現していて実にうまいラーメンであった。

ゴロンと来る角ふじチャーシューが柔らかでまた良く、味噌ピーのようなビジュアルのニンニクの世界観がこれまた極上だった。麺量250gなるも、やはり気が付けば完食となった。

亀ふじオリジナルワールドが気になる所だが、既に他の角ふじ系でも提供している背脂たっぷりの味噌ラーメンが今回堪能できて、十二分に満足できた美味しさであった。

(左フォト) ふじ味噌麺中盛/店内インフ/店頭外観 (2010.03.10)


 勝新 亀ふじ

 住所:千葉県松戸市南花島3-45-6   TEL04-7331-0733   定休日:火曜日

 営業時間:月〜土曜11:30〜15:00/18:00〜翌1:00◆日曜祝日11:30〜0:00※中休みなし
        ※夫々スープ・材料終了時閉店

 アクセス:新京成電鉄上本郷駅下車。改札を出たら左手の北口階段を降り、踏み切りの道路を
       左手に進み直ぐあるいちょう通りを左手に進んで行った左側。徒歩およそ3分。



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