竈の番人 ちばとん
千葉・千葉中央 ※閉店







-------------------------------------------------------------



大空に浮遊する雲が低くなっては高くなり夏と秋が何処か交錯する、ともあれ朝の総武線緩行電車は弱冷房が効いて心地良かった10月上旬の週末土曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、ごくわずかに霧雨が滴る午後7時過ぎだった。

そう言えば勤務先がまた千葉市内と言うことで、またこちらへ訪れることにした。そんなわけでその店頭へやって来てさて何にするかと券売機の前に立つ。

すると「限定きんこんとんこつ味噌」なる案内がそこに貼られていた。どうやらラーメンらしいが、チケットはつけ麺を買って申請すればいいらしい。

こんな時に便利な限定と言えて思わず指示通りのボタンを選んで中に入り厨房に居る方に限定と言ってお願いした。すると「味噌ですね」と来たのでそれに頷いた。

そこそこ盛況なフロアだったが、さらに後続客が続いて俄かに活気づく店内。ふと見ると荒木店主が奥から現れて思わず挨拶し合う二人だった。

新店舗が出来ると店主がご自分の本拠地をそこに移すケースがよく見受けられるが荒木店主もそうなのだろうか。

今月21日より来月14日まで千葉市内3エリアの175店舗にて千葉県や千葉市も後援する、頬バル!欲バル!食べ歩きグルメ祭り ちーバルなるイベントが開催される予定らしい。そのチケットをこちらで購入すれば、トッピングが無料になるそうだ。程なく到着。

店主いわく始めは掻き混ぜないで黒マー油のとんこつラーメンを愉しんで行き、黒マー油が少なくなって来てから底に忍ばせている味噌だれを掻き混ぜて味噌ラーメンとして愉しんで欲しいそう。

それをお聞きしたのは食べ始めてから数分後だったが、幸いにも掻き混ぜてなかったのでそのようにしてラーメンを食べ進めた。

さてはラーメンを味変させてその違いを楽しませる趣向かと思いきやそうでは無いらしく、黒マー油が味噌の味を消してしまうからなのそう。そうだったのか。

そこはこちらの素敵なとんこつスープにこだわりの自家製麺だけに、大変美味しいものでかなりとても良かった。後半の味噌スープも黒マー油に邪魔されず、なるほどなかなかと言えた。

これはいいぞと替え玉を店主にお願いすると黒マー油が垂らされたそれが来て、行かせて貰えばなるほど味噌はいずこ?でそれを店主に言うと「でしょう」と返って来た。いやいや。

時にきんこん味噌のきんこんって味噌のブランドなのかと思えば、「キン」ピラゴボウに「コン」ニャクも入れた具材を乗せたからだそうで、なるほどそんなキンピラが入っていた。

山路氏から千葉拉麺通信の十軒十麺のお話しを頂いて、その限定ラーメンだそう。今月末まで提供する予定らしい。なお味噌は千葉・佐倉のヤマニ味噌のものを使用しているそう。

ちなみにキンピラゴボウのキンピラとは坂田金時の息子の名前に由来しているようで、江戸時代ゴボウは精の付く食べ物と考えられたところからそうした名前になったらしい。

いや、味噌が消える黒マー油とんこつラーメンだった。じゃなくてとんでもなくかなり素敵な、実に美味しい、そんな限定きんこんとんこつ味噌ラーメンだった。


(左フォト) 限定きんこんとんこつ味噌ラーメン/替玉/ちーバルのチラシ (2012.10.06)


 竈の番人 ちばとん - KAMADONOBANNIN CHIBATON -

 住所:千葉県千葉市中央区富士見2-18-4  定休日:無休

 時間:平日・土曜11:00〜翌5:00/日曜11:00〜22:30

 アクセス:JR千葉駅東口下車。JR外房線側のガード左下の道路を歩いて行き、大きい交差点を
       渡ってから左斜め道路(国道14号)を入って進み三つ目の十字路を右折して十字路を
       越えて少し進んだ右側にあり。


発達した積乱雲が陽射しを半分隠してしまった所為か、幾分涼しい風が街を駆け抜けていた9月の風らしいと言えばそれらしい、午前中はそれでも青空が出ていた9月初日の週末土曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、何度か通り雨があってか、やたら湿度の高い午後8時近くだった。

先日オープン前にこちらへ伺うとタイミング良く荒木店主がおられて、今後の予定をじかにお聞きしてレポート前にこのページを作って紹介することが出来た。

昨夜から無事オープンしたようで、予定通り仕事帰りの今夜立ち寄ることにした。そんなわけで通りからこちらがある路地を入ると、やや離れた場所ながらラーメンの文字がネオンとなってその存在をアピールしていた。

店名からも判るように2005年6月2日にオープンした船橋の人気店、麺屋あらき竈の番人の系列店のこちらだ。 その2号店は2007年12月に千葉劇場で産声を上げた麺屋あらき竃の番人外伝で、2009年2月に西船橋へ移転して行ったものだ。

その後は2009年9月京成船橋駅周辺にオープンした戯拉戯拉、2010年11月船橋市習志野にオープンした「麺屋あらき竃の番人竈の休日」。最近では2011年1月東金にオープンした「麺屋あらき竃の番人東金店」と支店網が出来て行った。

今回こちらの店舗で合計6店舗となる竈の番人さんだ。店頭ではお祝いの花が三つセットされていて、どれもが周辺のネオンに照らし出されていた。

やはりデカい看板もあってか、盛況なフロアが店頭から良く見えた。特に何にするか決めてなかったが、券売機では何の気なしに半熟味玉ちばとんつけ麺を選択した。

ちなみに券売機のボタンには売切と表示されて購入できないものの、高菜ご飯・肉のせ飯・デザートの文字があって金額は全て200円となっていて気になった。

またお子様セット380円のボタンも見逃せなかった。奥へ進むと今夜も荒木店主がおられて、自ら提供メニューに対応しながら陣頭を取っていた。

券売機にあった大盛無料のインフォを見逃さず、そこはその大盛で申請しながらチケットを手渡した。

こちらの方向性をお聞きして見ると、戯拉戯拉の魚介無使用とんこつオンリーのスープをブラッシュアップさせたものだそう。

タレもここ専用のものを開発したのだそう。数人がまもなく入店して来たかと思っていると、その次の後続客は6人グループで早めに来て運が良かった。

なおこちらは残念ながら閉店して行った人気某店の居抜き店舗だが、ちなみに製麺室だった部屋はそのままにしていて、倉庫として利用しているそう。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、瀞みを感じる豚骨スープに黒いマー油が垂らされた熊本らーめん風なつけ麺のスタイルで、これが実に豊かな風情を感じることが出来てかなり良かった。

自家製の太麺もいい風合いだし、濃い色の表面が印象的な半熟味玉も美味しかった。スープ割りもなかなかだった。気が付けば完食。いや、白濁豚骨と黒マー油の絶妙なバランス感が、かなりとても果てなく実に素敵で良かった。

(左フォト) 半熟味玉ちばとんつけ麺サービス大盛(汁・麺)/店頭外観  (2012.09.01)


  2012.09.01 オープン2日めで祝花が並ぶ店頭。   2012.09.01 国道14号から右折すると、前方にラーメンの大きな文字。