屋台拉麺 一's 千葉・稲毛

白夜のような雨空から降り頻る雨粒がときおり止んではまた降り出していた、西日本は既に梅雨入りして関東地方もそんな気配を感じた6月前半の週末土曜日。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、変わらない雨がむせぶ霧のように滴り落ちていた午後8時近くだった。

千葉市内へ勤めるようになったこともあって、先日10年近く前の千葉ラーメン本を久しぶりに広げて見た。そう言えばとなって、そこに紹介されていた一店のこちらへ会社帰り立ち寄ることにした。そんなわけでまた快速電車も停車する稲毛で途中下車。東口に出たまでは良かったが、入る右路地を勘違いして若干迷いながらも店頭へやって来た。




さっそく入店すると券売機や冷水機が無いフロアーが広がっていた。カウンターの風情もあって、洒落たバーと言う雰囲気に満ち溢れていたこちらだった。

入り口辺りの席へ促されてその席へ腰掛け、立て掛けてあったメニューブックを広げて、そこからお奨めとなっていた塩らーめんを選んで、さらにすじこんはんなるサイドメニューも一緒にお願いした。

ラーメンは細麺と中太麺が選択出来たのでそこは中太麺にして、サイドメニューは盛りがS・M・Lとあって金額が違っている中Mの盛りでお願いした。

2002年9月29日直ぐ近くにあるコインパーキングの敷地でラーメンの屋台を開いたのが最初のこちらだそう。しかしその一年後屋台は撤退を余儀なくされて一旦は廃業したのだそう。

そしてその1年後の2004年6月3日、高い支持もあってこの路面店をオープンさせることが出来たらしい。ラーメン屋の域を超える店作りと、徹底したサービスをモットーとしているそう。

公式サイトによれば、提供するラーメンはコク・まろやかさ・あっさり・深み・インパクト、全てのバランスをハイクオリティーに仕上げていると言う。壁面などにもそうした蘊蓄があるのかと思えば、そうしたことは一切なかった。全てがさり気ないそんなハードボイルドなフロアと言えた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、かなり素敵な味わいの美味しい塩らーめん。なるほどそれにしてもあらゆるバランスが実によくて、そしてしみじみと来るスープの風合いがたまらなかった。

上質な和牛の骨だけを弱火でコトコトと煮込んで旨味成分を抽出し、一晩熟成させてまろやかなコクを引き出したものだそう。コシのある中太麺は、良い喉越しも両立させておりなかなか良かった。

すじこんはんは牛スジとコンニャクを味噌仕立てで味付けしたもので、これまたかなり美味しかった。気がつけば完食。日替りラーメンを提供しているこちらのよう。

関東地方もこの雨を機にして梅雨入りしたようだ。今月の19日は休業する予定らしい。幕張店も気になるところ。いや、かなりとんでもなく美味しい、そんな素晴らしき塩らーめんだった。

(左フォト) 塩らーめん中太麺/すじこんはんM (2012.06.09)


 屋台拉麺 一's (イチズ) 稲毛本店

 住所:千葉県千葉市稲毛区小仲台2-3-3  ※公式サイトはこちら

 定休日:不定休  営業時間:11:30〜14:30(14:30LO)/17:30〜翌1:00(0:45LO)

 アクセス:JR総武線稲毛駅東口下車。ロータリー右奥の路地を入って行ったパチンコ景品所先の
       左側にあり。



  2012.06.09 メニューブックを広げれば、一's な想いが伝わって来る。   2012.06.09 東口ロータリーから、意外なほどに近いこちら。