東京背脂 福たけSEVEN
千葉・稲毛 ラーメン劇場



やや霞んだ青空から爽やかな陽射しが今日も注いでいた、一月睦月も月末最終日の木曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、そこはまた穏やかな午後七時過ぎだった。

実は千葉市内勤務も今日が最終日。次の勤務先が決まったばかりでそこは県外の予定。この一年近く千葉市内のラーメン店を中心に訪問することが出来てとても良かった。

最終日と言えば千葉ラーメン劇場の営業も今日が最終日で、これも何かしらの縁とばかりに仕事帰り立ち寄ることにした。そんなわけでまた稲毛で下車して路線バスを利用し、ワンズモールへやって来た。

いつものエスカレーターを上がって入ると、ゲームセンターゾーンだったフロアが、全て取り払われてガラガラとなっていた。もう色々とリニューアルの準備が既に始まっているようだ。

さっそくラーメン劇場の中に入って、さて何処に入るかと各店を眺め回すと、杯数が出たのかビーハイブさんだけが一足早く営業を終了させたようで券売機にその案内が貼られていた。齋藤店主が見えたので、軽くご挨拶。長生でしばらく営業してからその後どうするか考えられるそう。

そう言えば先日こちらへ伺うと小池さんがおられなかった。このままだと当分の間お会い出来ず終いになってしまうのも何と言うことで、それならばとこちらへ入店することにした。

すると10人近い行列が店頭から伸びて少し迷ったが、そんな時に氏が常連さんらしき奥さんに挨拶する声が聞こえて来てやっぱり挨拶もしたいしとなった。券売機でまたメガ豚煮干しつけ麺を選んで、100円サイドメニューのボタンも連打。

意外と思うほど早く行列が詰まって行き、並んでからものの10分弱程度で入店することができた。暖簾をくぐって厨房の前に出れば、直ぐ小池さんが気づかれて、そこでお互いが挨拶しあう図となった。

店内はそれにしても大盛況のこちらで、そう言えばラーメン劇場内でこちらはよく行列が出来ていたもので、周辺に支店がオープンすればさぞかし流行るのではないか。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、気の所為か背脂がやけに多めだったつけ汁で、それはそれはとんでもなくとっても素敵で味わい深い美味しさだった。辛ネギ丼もいい感じで、スープ割りもよろしく、気がつけば完食。いや、なかなかとんでもなかった、やはりとても良かったメガ豚煮干しつけ麺と言えた。

まもなく閉幕して行く千葉ラーメン劇場。これまで国内に多くのこうしたラーメン店複合施設がオープンして来た。ある施設は既に閉館して行き、ある施設はいつでも盛況を極めている。

その差は場所なのか違う原因なのか、最大の要因は私には判らない。ただ一つ言えることは、各店舗はそれぞれが集客しようと頑張って来られたと言うことだ。

今夜も多くのラーメン店が、街のどこかで鎬を削って営業している。その厨房の場こそは、やはり店主・従業員一人一人の人生劇場の場に他ならないのだろう。さようなら、千葉ラーメン劇場。

(左フォト) メガ豚煮干しつけ麺300g/辛ネギ丼 (2013.01.31)







青空から冬の淡い陽射しがまだ多く残る残雪に注いで、拡散する光の束に冬の輝きを見た一月半ばの木曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかにひたすら寒いそんな午後七時過ぎだった。見上げれば遥か上空には、おぼろ気な上弦の月。

昨夜はラーメン劇場を訪れたが、実は帰りがけにまるわ石井代表と共にこちらへ入って、元粋や店主の小池さんともご挨拶して近々伺う約束をして帰った。

もうこの際だからとなって、連日ラーメン劇場を訪れることにした今夜だった。そんなわけでまた稲毛で途中下車し、路線バスでワンズモールへやって来た。

店頭の券売機であらかじめここへ来るまでに決めた、メガ豚煮干しつけ麺のボタンを選ぶ。さっそく入店すると、なんと本日は小池さんがお休み。

ともあれ奥のカウンター席に腰掛けつつ、サイドメニュー100円を予定通り堪能しようと200円を差し出してギョーザ3ケとチャーシュー丼を追加オーダーした。

麺は200g・250g・300gから選べるそうで、そこはもちろん300gでお願いした。

店頭でスペシャルトッピングとして初号機と弐号機なる案内に気持ちが傾いたが、それを我慢してのサイドメニュー2点オーダーだった。

店内はラーメン劇場内新店2店営業もあってか、昨日のまるわさんもそうだったが比較的入店客が少なめのように思えた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、これぞ煮干しの極致と言っても過言ではないものながら、背脂などの甘味がそう思わせるのか実にクセになる味わいがたまらないもの。

そこに現れる浅草開化楼の太麺がまた凄い麺だ。日清製粉傾奇者をベースに厳選国産小麦を更にブレンドしたものだそうで、負死鳥カラス氏が送るふへん者がその正体らしくおそるべしの良さだった。

世に出て既にかなりの時間が経過した福たけのそんなメガ豚煮干しつけ麺だが、あらためてこのつけ麺の良さをここでもう一度紹介したい。

魚粉の入るつけ麺が未だ衰えずに流行る昨今だが、そんな仕様にしたくなかった福田店主だったそう。まず最初にしたことは、納得の行く煮干しを見つけ出すことだったようだ。

そして大量の背脂を煮込んだものを豚骨を煮詰めたダシに合わせ、先述の煮干しをこれまた大量に使用して個性と個性がぶつかり合ったスープを完成させたらしい。

それだけに唯一無二でありながら夏の煌めきと冬の輝きを同時に感じさせるような説得力が在った。

スープ割りに至るまで感動出来た素晴らしさだった。もし煮干しが苦手で無く未だ未食な方には、是非ともオススメしたい逸品と言えた。

そしてギョーザも皮がモチモチとして肉餡も素敵で、チャーシュー丼もなかなかの美味しさ。気がつけば完食。そう言えばこちらの店主もまたなりたけ出身。

県内店主最高傑作グランプリなんてのがあったら、是非ともエントリーの一つに加えたいそんなメガ豚煮干しつけ麺だった。

いや、果てしなく素晴らしく実に大らかでありながらも、とんでもなくかなりとても良かった。

(左フォト) メガ豚煮干しつけ麺300g(汁・麺)/夜のワンズモールと上弦の月 (2013.01.17)


 東京背脂 福たけSEVEN (フクタケセブン)

 住所:千葉県千葉市稲毛区長沼町330-50 ワンズモール ラーメン劇場

 TEL043-215-2220(ワンズモール代表)  定休日:無休  営業時間:11:00〜22:00(21:30LO)

 アクセス:総武線稲毛駅東口下車。駅前ロータリーより京成バス・草野車庫行きに乗車して、
       ワンズモール停留所で降りた所にあるOne's mall(ワンズモール)2Fのラーメン劇場内。



2013.01.17 チャーシュー丼

2013.01.17 ギョーザ3ケ

2013.01.17 つけ麺の麺は全てふへん者。






【2012.8ラーメン劇場訪問レポート前編】※後編はこちら

蝉の喧噪が真夏の緑に溶け込んで、入道雲が残暑がまだ続くことを物語っていた、世間はお盆休み明けのそんな休日月曜日だった。

またワンズモール内にあるラーメン劇場へ訪れて見ようと言う気分になって出掛けることにした。そんなわけで通勤でも利用するJR総武線緩行電車に乗って稲毛で下車。

そこから京成バスに乗って降りれば、目の前はラーメン劇場が入るワンズモールだ。

敷地の駐車場を横切って中央からも入って行けるが、あえて左端まで行って屋外エスカレーターを利用してフロア内へ。

ラーメン劇場のノボリやビジュアルインフォがあるからで、ここから入るとやはりその気分が盛り上がっていいものだ。左手へつたって進んで行けば程なくラーメン劇場に辿り着く。

しばらく前にこちらを訪れて2店のラーメンを愉しんだものだが、なんとその内の一店である一国堂の支店が先月の28日を以て閉店していた。まだ看板など全てがそのままで、暗い店内はガランとしていた。

広いフロアに6店舗のスペースがあるラーメン劇場だが、半分が営業している反面半分が閉店しており日本のラーメン業界の縮図を見るようで心が締め付けられた。

今回はまだ訪れていない、そんな2店を制覇しようとやって来た。と言うわけでまずはこちらからとなって券売機の前に立った。

どれにするか特に決めて無かったが、春先に桜木本店へ訪れた際に限定で提供していた、九十九里煮干しがこちらにあったので思わずそれを選んだ。

徐に店内へ入店するとカウンター席へ促されて、空いていた一席にチケットを手渡しながら腰掛けると、厨房から声が聞こえたのでふと頭を上げた。

そこにおられたのは紛れも無く元粋やの小池店主で、そう言えばやめてから福たけに入ることをほのめかしていただけになるほどだった。

当分の間はラーメン劇場内にある、この店舗に常駐する予定だそう。少し前の打ち上げの呑み会以来のご対面だった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、こちらで背脂の入らないラーメンは確か初めてだが、これがまたなかなかの味わい深い美味しさ。煮干しの風味もいい程度の具合でそれがまた良かった。

麺はもちろん浅草開化楼で、なんと傾奇者を利用した細麺だそうで、しっとりとしたモチモチ感がありながらも頑丈に感じる趣きが如何にも浅草開化楼の方向性だった。

絶妙な味わいはこだわりラーメンを作り慣れて来た、小池氏だからこそだろうかさらに良く感じた。チャーシューも自家製らしさが炸裂する美味いもの。メンマも実に良かった。

カウンターには「福たけSEVENサイドメニュー」の案内があって、餃子3個&小ライス、チャーシュー丼、辛ネギ丼、日替り丼、どれもがなんと100円とリーズナブル。

この後もう一軒あるだけに自重してラーメンだけにしたが、100円ならオーダーしなければ勿体ない気持ちになってしまい、思わずその中から辛ネギ丼を追加オーダー。

これがまたしんなりとしたネギに辛味を絡めたもので、チャーシューの端切れが入っており実に美味しかった。気がつけば完食。

こちらではなんとお子様らーめんを無料で提供しており、しかも正油味か味噌味か選べて、さらに入口付近にあるお菓子までくじ引きでサービスしている徹底ぶり。

将来そのお子様が自分で働いたお金で、こちらの暖簾を潜ることを考えれば安い投資なのだろうか。

それにしても小池氏がまさかおられると知らず来たが、福たけのラーメンは実に美味しかった。いや、かなり素晴らしく途轍もなく実に果てなくとっても良かった。

(左フォト) 九十九里煮干しらあめん/辛ネギ丼/店舗外観 (2012.08.20)


2012.08.20 左端から入れば気分も盛り上がる。

2012.08.20 「美と健康」「カルシウムたっぷり骨太に」

2012.08.20 お子様に優しいこちら。