らーめん大地 千葉・天台





やや不安定な薄暗い空模様で始まった8月中旬の週末土曜日。1日雷雨だったが夕暮れ前にはそれも上がり、仕事が終わって外に出れば湿度がやたら高い午後8時近くだった。

2008年4月3日にオープンしたこちらで、その際にかなり気になっていたが、結局忘却の彼方となってしまった。そう言えば仕事帰りに行けるとなって、それならばと訪れることにした。

そんなわけでまた千葉モノレールに乗って天台駅で下車。最寄り駅からそう遠くない、こちらの店頭へやって来た。

さっそく入店すると券売機のない小じんまりとした店内は、オープンして四年経っている所為なのか居酒屋の居抜き店舗をそのまま利用しているような風情に包まれていたこちらだった。

先客が一人出て行ったところで、二人が残る店内はもの静かだった。ふと見るとテレビが点いていて、真夏の夜らしく心霊現象の特集番組をやっていた。

入口寄りのカウンター席が空いていたので、そこに腰を下ろしながらネットで見て気になったので来て見たことを告げた。するとそんなネット情報を、普段から確認しているようなお話しぶりだった。

何をオーダーするか考えて来たが、店主のお薦めもあって違うものとなり、醤油らーめんとチャーシュー丼をお願いすることにした。

こうしたラーメン店を訪れると私のようなラーメンフリークは、得てして店主がどちらで修行したのか気になるものだ。

ネットでざっと調べても出て来なかったので、最近多くなって来た感がある修行先非公表のパターンなのかと思っていた。

修行先店主が嫌ったり店主自身が自重したり、利害関係が生じる為あえて公表しないケースなどその理由は様々だと思う。こちらとしても店主のお考えを尊重したいところだ。

それが実際どうなのか、そこは念の為確認したい。そんなわけで修行先が非公表かお聞きすると、むつみ屋で修行された方だそうでそういうわけだった。それを知ると、店名がしっくりと来た。

入口に冷水機が設置されていて、そこにはアルカリイオン水と案内されていた。喉が乾いて何度か継ぎ足しながら喉を潤したが、これまた既にそれがご馳走の今夜だった。

限定らしき冷やし担々麺に冷やしそば、ぶた玉カレーの油そばに塩野菜の油そばもあって、また再訪を誓うところとなった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なんとも風情が豊かな味わい深い美味しさ。瀞みが実に自然なサラリとした風合いがあって良かった。

ネットで鶏のコクが強いとあったのでそのつもりで口にしたが、表面的にはそれもあるものの豚骨のコクも全然負けておらず、むしろそのバランス感が実に素敵な黄金比とさえ思うほどと言えた。

そのことをさり気なくお伝えすると、鶏6豚4の割合であることを教えてくれた。瀞みはモミジ等によって抽出されたコラーゲンだそう。ありがちなシフトとは違いながらも良い方向性を感じた。

中細ストレート麺の風情もよろしく、チャーシュー丼も香ばしく焼いた采の目切りの肉が入りタレの甘辛具合もいい感じでネギの風合いも素晴らしかった。

気がつけば完食。いや、かなりとんでもなく実に素敵でとっても良かった。

(左フォト) 醤油らーめん/チャーシュー丼/店頭外観 (2012.08.18)


 らーめん大地 (ダイチ)

 住所:千葉県千葉市稲毛区穴川2-12-8 TEL090-6007-0698  定休日:月曜日  ※公式サイト

 営業時間:平日・土曜11:30〜14:00/18:00〜翌1:00◆日曜11:30〜15:00/18:00〜翌1:00

 アクセス:千葉モノレール天台駅下車。改札口を出たら左手に出て穴川方面へ進み、まもなくある
       左斜めの道路を入って行く。するとまたY字路となるので、また左手へ200mほど進んで
       行った左側にあり。徒歩およそ5分。



  2012.08.18 千葉モノレール天台駅から徒歩5分のこちら。   2012.08.18 時代は油そばとばかりに、メニューに取り込むこちら。