麺屋あらき 竃の番人外伝
千葉・西船橋





そよ風がさわさわと新緑を軽く揺らして、朝方の梅雨らしい雲も消えて青空から夏色の陽射しが注いでいた6月末日の週末土曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、梅雨明け前ながら夏本番となった感じの午後8時近くだった。

西船橋界隈も仕事帰りに立ち寄れるならばと、今夜はこちらへ訪れることにした。そんなわけで西船橋を北口側に出てロータリーを横切って歩いて行き、国道14号へ出たら中山方面へしばし進んでゆく。

慣れ親しんだ周辺だけに店までの途中に小さく枝分かれして直ぐ戻る国道の地図に、松並木が4〜5本あるところかと気がついて、ああやっぱりと街灯の先にかなり成長した松が新緑を携えて威風堂々と今日も立っていた。

物心ついたころ親父が当時乗っていたトヨタのクルマから、この松並木を見上げた記憶がある。あれから45年近く経ったとは歳月は長いようで短いものだ。

その松並木を越えて少し行けば、風情よくこちらが佇んでいた。そのうち行こうと思っていたら、まだ行けて無かった一軒だった。

千葉ラーメン劇場に麺屋あらき竈の番人関連店として2007年12月にオープンしたこちらだが、2008年10月にそこを卒業した後に2009年2月17日に移転オープン店としてこの地に開業した。

その当初はかつお味・エビ味・赤(辛味系)・黒(スパイス系)四つの味を提供して、現在は自家製麺がウリのこちらのようだがその時はカネジンの麺を利用していたよう。

2009年7月のメニューを一部リニューアルしたらしく、本家とそう変わらない魚介豚骨メインによるラインナップとなったよう。ちなみに2009年9月にはこちらの姉妹店となる戯拉戯拉がオープンしている。

実はそんな魚介豚骨のつけ麺目当てでこちらにやって来た。さっそく入店すると、先客ゼロの店内。いつも盛況なイメージがあっただけにガランとして意外だった。

ふと壁を見ると幾つかの案内が貼られていた。数量限定、ペッパーイカスミニンニクの黒油、復活!と言うインフォが数多く貼られていた。

今日は暑かったし、魚介豚骨のつけ麺で行くかと券売機のボタンに手を伸ばそうとすると、「麺は220gの太麺!石臼でひいた小麦を使用しています」の文字を見つけて手が止まった。

さらに「背脂・にんにく・野菜が乗った大満足な一杯」と続いていて、「腹が減ってたら迷わずこれを食べるべき!」と言うことらしい。

そんなガッツリ二郎系ラーメンの「デカ盛り」の案内に、思わず今日はこれにしようとなってその味玉入りを選んだ。奥のカウンター席まで進んでから、チケットを手渡して腰を降ろす。

ニンニクが入る旨案内を受けたので、そこは少なめでお願いした。まもなく後続客がやって来た。やはりたまたまの先客ゼロだったよう。などと思っていると後続客がここまで続くかと思う程に入店。

あれよあれよと言う内に、広い店内のほぼ半分の席が埋まっていた。思わずおそるべし。つけ麺をオーダーしている方もおられたが、私が頼んだデカ盛りも少なくなかった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば野菜の盛りも良く、ニンニクは最近多い醤油味付け仕様。麺はカネジンかと思ってしまったが、お聞きすると自家製麺だそう。

その太麺の艶やかさに背脂が持つ風情も素敵なこともあって気がつけば完食。いや、かなりとても良かった、そんな美味しいデカ盛り味玉だった。

(左フォト) デカ盛り味玉/店頭外観/国道14号店舗周辺 (2012.06.30)


 麺屋あらき 竃の番人外伝

 住所:千葉県船橋市西船5-3-10  TEL047-332-5593  定休日:年中無休

 営業時間:平日・土曜・祝日前の日曜11:00〜翌3:00◆日曜・祝日11:00〜22:30

 アクセス:JR総武線他西船橋駅北口下車。国道14号に出たら左手へ300m程進んだ右側にあり。