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冬の彩りが全て揃うのは未だ先であるものの、確実に一色一色が年の瀬に向かって染まってゆく、新潟市内から雪の便りが届けられた12月中旬休日の金曜日だった。
煮干しを利用したラーメンや揚げネギが浮く焦がしラーメンの提供をネットで目にして、午後の所用もあってこちらへ出掛ける事にした。どうやらこちらの年末年始が、いつもと違うらしい。
年末は29日まで通常営業だそうで、30・31日は11〜16時営業のよう。その大晦日は特製ラーメンのみの提供らしく、今回新年特製は無いそうで元旦から四日までお休みして五日から通常営業となるらしい。
そんなわけで何かしら新メニューにはありつけるだろうと、飯田橋で東西線電車に乗り換え久々高田馬場へやって来た。午前11時開店に対して、その15分後に店頭へ到着した。
すると四人の方が神田川側のガードレールにもたれて待っていた。寒い所為か、もたれないで待つ人もいた。ほんの数分で六人の方が来て、タイミングが良かったようだった。
以前の暖簾が紐のようになって新しい手作りの暖簾になっていたが、またその暖簾が紐のようになっていた。15分程で店内に促されて、まもなく席が空いてそこへ着席。
見ると垂れていた紙に表記された新メニューは焦がしラーメンのみだった。お聞きすると煮干しラーメンは特製メニューだそう。それはこちらで土曜等に提供する特別メニューを意味していた。つまり平日は提供していないものとなる。
新メニューが続いていただけに、煮干しもそうだと思ってしまった。ちなみにその特製も開店して席が2巡する頃にはなくなってしまうそう。ともあれ今回は未食の焦がしラーメンで行こうとなって、塩ラーメンもあったが焦がし醤油ラーメンにして味玉トッピングをお願いした。
前回来た時に堪能したみそ味の油そばは、塩味の油そばとなっていた。後続客はそうしたラーメンメニューに目もくれず、こちら一番人気のつけめんをオーダーする人が多かった。
店主が丹念に大量の麺をほぐした後、一気に麺を茹で釜へ投入。一定時間してから、ザルできっちり測った如くドンブリに麺が入って行った。
ジュワッとした音が厨房に響いて振り返ると、高熱の油がネギの上に垂らされたようで、焦がしラーメンだけドンブリからその湯気が迸っていた。店主がレンゲで味見をして、程なく到着。
味玉を自分で箸で割ってから記念撮影。まさしくネギが焦がされた焦がしラーメンで、揚げネギから来る香ばしい香りが、たまらない食欲を誘うものだった。
それではと行かせて貰えば、果てしなくとんでもない、太陽の恵みを思わせる美味しさ。太い麺とスープが、いつもと違う表情を魅せていた。
厚いチャーシューもドンと乗ってこれがまた美味しく、メンマさえも高級食材と言いたくなる程実にうんまい。味玉も半端ない良さだ。
そのつややかさは何処よりもあでやかなもので、これぞべんてんの真骨頂と言える味わい深さ。こうなると塩も気になるところだ。
スープを一滴も残すことなく、気がつけば完食。その瞬間に森羅万象あらゆるどのラーメンよりも美味しいと感じた。
いや、どの名店よりも名店と言える、さすがべんてんさんのラーメンであった。
(左フォト) 焦がし醤油ラーメン+味玉/店舗入口/最寄り駅の高田馬場駅 (2011.12.16)
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中華そば べんてん
住所:東京都豊島区高田3-10-21 TEL:03-3208-3790 定休日:日曜日
営業時間:11:00〜15:00/17:00〜21:00 ※土曜祝日11:00〜16:00
アクセス:JR山手線高田馬場駅早稲田口下車。駅前早稲田通り横断歩道を渡り右へ進み、左へ
行く車道を曲がり神田川手前の側道を右に入り、しばらく歩いた右手にあり。なお手前の
左手に並ぶこちらの行列が大抵あり。
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夏の大空に雲が多めに出て陽射しを隠しては現われて、気温がその度に上昇していた7月後半の休日月曜日。先日はこちらを予定していたが、結局ずれこんで今日こそと訪れる事にした本日であった。
そんなわけで総武線電車を飯田橋で下車して、地下鉄東西線電車でまた高田馬場へやって来た。神田川に出て気まぐれに橋を渡ってからこちらへ向かうと、店舗が遠くに見えて手前にそう長くはない外列も見えた。
再度先にある橋を渡って店頭に到着。行列は5人が並んでいてその後ろについた。開店して10数分が経過したばかりだけに、20分近くは待ちそうな感じで案の定待ったが何故か予測より遅かった。ただ油そばに塩ラーメンにつけ麺とラーメンが交錯すれば、その分時間がずれるだけに想定内ではあった。
一人が帰って行ったので入店すると、ちょうどドアを開けた前のカウンター席が空いていて、そこに腰を降ろしながら、予定通りみそ味・自家製ラー油と添え書きされた冷し油そばをお願いした。何気なしに盛況な店内を見回すと、ばかデカいドンブリに頭をもたげる先客を発見。
ドンブリにはおそろしい程の量の太麺が入っていた。スープが見えないからオーダーしたものと同じ冷し油そばと思われるが、こちらの大盛りと言えば麺量1000gだが見た目もっと多いように思えた。これがするすると麺が消えており、顔にアザがあるなどおそらくプロボクサーだろうか。おそるべし以外の言葉が思い浮かばなかった。店主も身体の何処に麺が消えて行くのか興味津々そうだった。
厨房には店主の他に比較的若い中国人女性がおられた。正午に近づくにつれて外はかなりの暑さ。先客が精算を済ませて外に出て行っても、後続客は暑さにやられているのか気が付かないのかなかなか入店して来ず、その度に従業員の女性が入店を促す為大声で呼んでいた。程なく到着。
なるほど油そばと言えば具材が麺の上に乗っているものだが乗っておらず、太麺に自家製ラー油がまんべんなく振りかけてあるだけだった。具材は無い訳ではなく中に忍ばせてあり、箸で探せば確かにメンマや拍子切りされたチャーシューが入っていた。おそらく具材を暖めて旨みを出やすくしている所なのか。
またはこの油そばの主役は麺だと言う事を、判り易くする為にこうしたと言われても、それは頷ける程にいい麺であった。軽く適度に入る底の味噌だれを絡めて行かせて貰えば、こちら特有の風情のある太麺が功を奏して実に素晴らしい油そば。やはりラーメンは麺だと言いたくなる美味しさ。自家製のラー油の辛さが、じわじわと来るものでそれがまた良かった。
ある程度食べ進めたらスープのサービスがあるそうで、麺を3分の2ほど平らげてからそのスープを入れて貰った。その際に醤油だれを入れますか?と来たのでそこはもちろんお願いした。なるほど味噌だれとはまた違った味わいに、2つのメニューを続けて愉しんだ感覚になれて、それが更なる大絶賛ものとなって素晴らしい冷し油そばと言えた。
気がつけば完食。時につい最近まで「街の味探求系ラーメングルメ情報サイト」としていましたが、思う処があり本日から「ラーメン時流研究レポートサイト」と改めました。いや、夏メニューらしく、べんてんらしくな美味しさだった。
(左フォト) みそ味自家製ラー油冷し油そば/店舗遠景 (2011.07.25)
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青い空が青い分だけ空気が冷たい、そんな朝方の平成23年元旦だった。正月の朝はいつも何処か違う気分になるものだ。
TVを点ければお約束の正月らしい番組内容で、そんな中で富士山の山頂部から太陽が朝方出るダイヤモンド富士現象を生中継しているチャンネルがあった。
出そうで出ない太陽に手に汗握りつつ、その現象をTVの前で待つ一人となった。しばらくするとついに富士の山頂部から太陽が出て来て、思わず居間で手を合わせて拝んだ。
そんなわけで遥かな地平線から、今年もまた新年がやって来た。
皆様新年あけましておめでとうございます。今回嫁さんは元旦から仕事で振り返っても誰もおらず、いつものようにバナナ一本の朝食を済ませた。
外出する服に着替えてスタジャンを羽織り、毎年恒例の法華経寺初詣参拝と御先祖の墓参りを久々一人で出掛けた。
京成中山駅で電車を降りて、今年もなだらかな坂道を上がって法華経寺の山門を潜った。今回気軽な一人だったので檀家の寺にも気まぐれで立ち寄って、先にそこでお賽銭を賽銭箱に投入れげて参拝。
その後で古い破魔矢をお焚き上げ所に納めてから新しい破魔矢を購入。今年は小型の方にしてみた。そして本堂で再度お賽銭を投げて参拝してから裏手の先祖の墓に行った。
香炉にお線香の束を丁寧に置き、水鉢の中を二つとも丹念にゆすいで水を入れてから花束を両方指し、竿石の上から柄杓で何遍も水を掛けて、借りて来たタワシで中台辺りまでの石を磨いた。
一通り綺麗になった事を確認してからまたその前で拝んでそこを後にした。下り坂の参道を下りて行き京成の踏切りを越えた。
そして昨年残念ながら閉店してしまった周辺にあった2軒の夫々の場所の前に立つと、どちらも居酒屋の看板が既に掲げられていて別の店になっていた。こうして時は、いつも過ぎゆくばかりだ。
いつもならば嫁さんも居るから帰宅するかどちらかの実家に訪問する通年だったが、今回はそれならばと、こちらへ向かう事にした今年であった。そんなわけでJR下総中山駅の改札を入った。
最近商業施設名が東京ソラマチと決まった、工事中の東京スカイツリーを総武線電車内から眺め、秋葉原で山手線電車に乗り換えて高田馬場にまたやって来た。
神田川沿いにある店頭へ到着すると、さすがの外列が待ち受けていた。何気なくその人数を数えて見るとこれが22人で、思わず目の前の川もあってかぐや姫の歌でもある曲を口ずさみながらその列の後ろへ着いた。
なんと今年は元旦のみ営業して、二日から五日までお休みだそうで、六日から通常営業となるらしい。今回ちょうど元旦に行ける状況となり、口にする事が出来そう。
およそ1時間強で入店出来て、中へ入るとちょうど空き席が目の前でそこの席に着いた。オーダーをする必要は無く、今日は伊勢海老と渡り蟹出汁の特製らーめんのみの提供。
大盛が出来るか確認したい処だが、万が一対応可能でそれにすると大変な盛りに成りかねないのでそこは口をつぐむ。
追加トッピングはどうなんだろうと思っていると、後続して入ったお客さんが聞いていて、そうした対応をしていないそう。
そんな頃また違う後続のお客さんが、麺少なめとビールをオーダー。すると刻まれたチャーシューとメンマを小皿に盛りラー油を垂らして酒の肴が供された。
それを見ていたらお正月だしたまにはいいかとなって、それ欲しさにビールもお願いした私だった。
すると瓶ビールと肴と共に来たコップは何とギンギンに凍っており、上部の縁には氷が盛り上がってどうすればこうなるのかお聞きしたい程に氷がへばり付いていた。
酒の肴はラー油もあって実に美味しく、ビールもそのコップもあって実に良かった。そう言えばしばらく前にべんてん出身の方が相次いで出店して、吉祥寺の方へ出向いた事がふと思い出された。
1年前は二日に来て元旦ラーメンの出汁で海老つけにありつけたが、今回はその正真正銘の伊勢海老に渡り蟹も利いたラーメンらしく実に感慨深い。
まもなく到着する頃、なんと見れば運よく店主自ら私のラーメンを持って来てくれたかと思えば通り過ぎて、なんだ違うのかと思えば戻って来てフェイントが入ってから私の元に到着してそこはもちろん有り難く受け取った。
それではと行かせて貰えば問答無用の美味しさに、一度垂れた頭(こうべ)を上げる事なくそのべんてんワールドに浸って手にする箸の速度が次第に倍加して行った。
大判のチャーシューはどこまでも肉肉しく、芳醇なスープは一滴たりとも残したくない美味しさ。中太麺がスープと一体化した旨さを示して、メンマさえもとんでもない美味しさと言えるものだった。
店先に午前11時から営業と表示して、店頭に着いた午前10時過ぎ頃には既に店内にお客さんが入っていて、これだけの美味しさを誇るこちら。
それだけに、もしもTRY大賞のような日本一のラーメン店を私が決めてもいいのなら、もちろん間違いなくこちらとなるだろう。
気がつけば完食だった。いや、とんでもなくそれはもう、かなり凄く良かった。
(左フォト) 正月限定特製らーめん/ビールとコップ/サービスの肴/店先 (2011.01.01) |
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真夏の煌めきがいっそうに輝きを増して、今日もまた朝から気温がぐんぐんと上昇していた、7月も下旬となって来た休日水曜日の正午頃であった。
そんな今日は幾つかの候補店の何処へ行くか決めかねながらも、とりあえず都内移転某店かなと考えて都営新宿線電車に乗車。急行電車が出たばかりで間に合わず、後続の各駅停車の電車だった。
そんな折り何かのきっかけで、ふとこちらが浮かんだ地下鉄車内であった。暑い日々がこう続くと何処かしら新店訪問の冒険心がそこは萎えるもので、こちらはいつも行きたい一店だけにそれなら今日はこちらにしようとなった。
そんなわけで新宿線電車を九段下駅で下車して、向かう方向を変えて高田馬場にやって来た。外に出ればやはり容赦のない、強い陽射しが人々を襲っていた。
正午時ながら平日の猛暑の陽射しに、長い行列は無いだろうと踏んでやって来たが、せせらぎが聴こえて来る神田川沿いに出来る行列は、たまたまなのかそこまでとは思っていなかった4人だけの人しか並んでいなかった。
並んだ位置は陽射しが陰になっていたが、二人が店内へ消えて行くと陽が照っていた場所だったものの、まもなく先客が順次出て来てこられてそう待たずに入店する事が出来た。一番奥の席が空いていたので、そこまで慎重に先客が座る椅子の後ろを通過して、そこへ腰を降ろした。着席すると、左手には製麺機が置かれていた。
さて今日は何にしようかと頭上のメニューを見上げれば、そこにあった辛つけの文字に即座に読み上げるようにオーダー。そしてさほど間を置かずしてチャーシュー入りでお願いした。
こんな時季の厨房はとんでもない気温になっており、いつもながらお店の方は大変だと思う。店主の目もややうつろ気味でやはり大変そう。厨房には店主の他に以前の男性と違って若い女性従業員がおられ、慣れた手つきで大きいザルに入った茹で上がった大量の麺を、水きりしてドンブリに盛っていた。
そう言えば店名の「べんてん」とは弁財天の事で、音楽や弁才に財福の女神として琵琶を持って七福神の一神としてよく表現されるが、店主も含めて男性しか見なかったこちらの厨房だけに、弁天娘とも言える方がおられるのは確か初めてだった。程なく到着。
辛味料が浮いたつけ汁に、いつもながら風情のいい太麺が気前いい量でやって来た。それではと行かせて貰えば、これがさすが名店だけあって実に冴え渡る美味しさで、麺も絶妙の妙なる食感と味わい。
辛味料からは濃厚な海老の香りと味わいがダブルで迸って来て、新年の時に味あわせて頂いた海老つけを思い出した。そこに私からすればやや強めの辛味が加わったもので、後半になってから汗がしばらくの間だけ止まらなかった。
メニューインフォには麺量350gと明記されていたが、やはり気持ち多めだった。とは言えその美味しさから、それは気がつけば完食であった。いや、美味し辛つけで良かった。
(左フォト) 辛つけチャーシュー並盛(汁・麺) (2010.07.21)
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新年とはいつも気持ちが新たとなり、初心に戻る感じもあって毎年のことながら何処か素敵だ。昨年十月にドットコムになった当サイトだが、勿論スタイルが変わる事も無く続けたいと思うが、更新頻度は今後の仕事内容次第であったりする。
それにしてもURLが変わるとその誘導がやっかいなもので、古いURLをいつまでも残して置くわけにも行かないが、つい最近までそれぞれのトップページだけを残して新しいURLに誘導して来た。
しかし同じサイトタイトルが、二つ以上のURLでいつまでもあるのは何だかすっきりしない事もあって、つい数日前に思い切って古い方のURLをサーバー上から消した。
案の定トップページのカウンタは激減して、検索サイトもしばらくは古いURLでヒットしてしまいますが、そうしたわけですので何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。さてそんな今日は、こちらの店頭に立つ前にお茶の水駅で下車。午前9時過ぎの人の出足もまだ少ない、いつも行く神田明神へ初詣に出掛けた。
去年の熊手をお焚き上げ所に置いて、お賽銭を投げて参拝。そして前回より小さいA4バッグにほぼ収まる熊手をまた購入した。そして裏手の階段を降りて行くと、何処かで知った新店があった。
そこを過ぎて昌平橋通りに出ると、以前よく訪問していた某店が何と閉店しており、しかも4日からそちらとは無縁らしい同じ二郎系インスパイアーを提供予定の新店がオープンするようで驚きだった。
そんな事がありつつも秋葉原駅まで歩いて、黄緑色の山手線電車に乗って高田馬場で下車。フォークソングにも歌われる神田川に出て、午前10時20分頃にこちらの店頭へ到着すると、約20人もの行列が出来ておりその後ろに着いた。
昨年辺りは午前10時開始だったので既に営業しているかと思いきや、今年は午前11時からと表示されていた。なおその上には、昨年末に営業時間が変わったらしくその案内があった。昨日の元旦はまた元旦限定の伊勢エビラーメンがあったらしく、そんな表記もそこに案内されていた。
昨年二日の同じ日に来て出だしだけその元旦限定が提供された情報があったので、実はその時よりも早くやって来た私だったが、総武線電車に遅れが生じて予定よりもやや時間が経過していた。それでも淡い期待は消えずに、並び待ったのであった。10時40分頃突然に列が動き、前方を見ると早く営業を開始していた。そして並んでおよそ1時間後に自分の番がやって来た。
一人出て来たので中へ入ると、ちょうど店主が海老つけとある限定らしきメニューを剥がしていた。なんと。直前にその提供が終わった事を悟った。ふと見るとまた塩ラーメンもやってるし、今日もそれで行こうかなんて考えるしかなかった。
とか思いつつも心は、残念無念の嵐が吹き荒れた。すると私のひとり前の方が「その海老つけまだ注文出来るの?」と聞いている。すると店主が「まだ2〜3人分はあるよ」と言われ、その方はその限定をオーダーしていたのだった。
おお、もう私の目の前には花が咲き乱れ、そして小鳥がさえずり、頭上に羽根が付いた小さい天使が何人も現れた。いやいや心は滝涙状態。そこにお店の方がさりげなく私に注文を聞いて来た。そこで出て来た言葉は「私も、そ、それ」と言うのが精一杯だった。
昨日は伊勢エビの特製ラーメンだったようで、それに対して今日はその伊勢エビの食材に甘エビも利用した海老つけらしく、言わば今日だけの超特別限定なのか。これは大変ラッキーだった。
何気なく待っていると、先客の方で周辺に住んでおられる感じの初老の方が、こちらのつけめんを食し終わったようで、頻りにその美味しさを店主に褒めたたえていた。すると店主がお礼の言葉の後に「一年に一回来れば満足できる美味しさですよ〜」と言われていて、思わず何とも耳が痛かった。程なく到着。
麺だけ口にすれば、これぞ迷いの無い麺職人の激旨麺。汁に浸して行かせて貰えば、いやいやいやいや美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い。
伊勢エビの風味にその海老味噌のうま味も感じられるもので、なんと言う美味しさなことか。あまりこうした限定を追わない私だが、普段の旨みに相乗効果が足されたもので、とっても良かった限定であった。
麺を少しだけ残してスープを貰い、伊勢海老風味のラーメンとしてフイニッシュを楽しませて貰ったが、これがまた大変にうんまいラーメンとなった。もう気が付けば完食。明日から六日までお休みの模様。いやいやいや美味し新春限定、ここに在りだった。
(左フォト) 新春限定・海老つけ(汁・麺)/すぐ目の前には神田川 (2010.01.02)
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TVさえ点ければ正月気分になるそんなご時世で、今日も晴れ渡る青空が地平線まで続く、二日め金曜日の三が日だった。そう言えばここ数年、獅子舞いを見ない、年明けの様な気がする。
時に子供の頃と言うと、大抵の駅前の商店街は、シャッターが閉まる店舗ばかりで、何も出来ずにTVを見ているしか無かった記憶がある。昔から正月と言えば一般的な店舗はお休みで、今でもかなりの外食店など休業となっている。十数年前位からだろうか、それでも大手企業を中心に正月でも営業する様になり、随分な数の店舗で営業しており、何と有り難い事なのだろう。
そんなこちらも営業していると言う事で、昨日は元旦だけの特別ラーメンで、伊勢エビ出汁のラーメンが提供されたらしい、そんなべんてんさんへ出掛ける事にした。
また総武線東西線ルートで、何処からともなく出汁が香る街の高田馬場駅で下車し、店頭に到着したのは午前十時半過ぎの事だった。おお、およそ二十人強の外列が、神田川に沿って今日も出来ていた。その後ろに着いてから五分も経つと、グループ客らしき方々がぞろぞろ来た事もあり、10人近くが後ろに並び、これまたタイミングが良かった様だった。
とは言え、神田川の上流から北風が吹いて来て、これが結構な寒さだった。一人出て来る度に、もっと出て来てカモンカモンと、つい思ってしまう私だった(おいおい)。
およそ五十分程で入店でき、一番右手の空いたカウンター席に着席。先日訪問した頃から、こちらの塩ラーメンを是非食したいと思っていて、前回たまたま売り切れだったのか無かった。今回はそのリベンジも実はあったが、引き戸を開けて席に向かいながらメニューを見ると、その塩ラーメン850円のメニューインフォがあった。
思わず心の中で「よっしゃあ」と、唸ったまでは良かった。そしていつもの調子でオーダーを言おうとしたが、冷水のコップが来てからオーダーを告げるルールを思い出し、しおラーメンの「し!」で、声をなんとか止めた。そんな訳で、しばらくの間だけその「し!」が、店内を漂っていた気がした、店内の空気だった(たすかに)。冷水が来て、つまらせていたオーダーを告げる。程なく到着。
おお、もう見るからに見るからに美味そうな、べんてんさんの塩ラーメンだった。食べたいと思ってからここまで、何度こちらの常連さんらしい某サイト様の画像を見て我慢した事だろう。何とそちらによれば、本日も朝一番だけは、若干特別ラーメンがあったらしい。
さてと行かせて貰えば、魅惑の世界が広がる美味しさ。もう、美味い美味い美味い、もうこれが美味い。なお今回から「美味い」一つは、「旨い」三つに相当する事にした。まったりと来る、何とも表現しがたいトロミ感に、こちららしい麺の面持ちの相性の、絶妙さが素晴らしい塩ラーメンで、中に入るネギのうまみの良さの、表現がまた素晴らしいもの。
こちらのお店の全てが入っている様な、そんな福袋的な感覚を持つ感じもあり、そう言った意味では正月三が日には、ぴったりなラーメンとも言えた。気が付けば、完食だった。いや、もう、とんでもなく、美味しかった。
(左フォト) 塩ラーメン/同ラーメンのアップ画像 (2009.01.02)
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秋らしくもあり、夏らしくもあり、まるで小田和正と山下達郎が道端で、世間話しをしている様な季節。陽射しが出ずに、湿気が高いものの、本降りの雨は落ちて来ない、九月半ばの三連休の最終日だった。
昨日は篠崎のラーメン店へ行った後、自宅に戻ってレポをサイトに上げ、夕方から十条の嫁さんの実家にも出掛けたりした。そんな折り、夕暮れの高田馬場の街を行き過ぎこちらがふと過り、そして帰宅後に夜のネット徘徊でも、こちらのラーメンが現われた。
そう言えばこちらでは、いつもつけめんばかりだったが、一度ラーメンの方を食して見たくなった。以前訪問した時には、塩らーめんなるメニューもあったし、それも悪くないなと、誰もが持っているであろう「べんてんへ行きたいぞレベルメーター」の(おいおい)針がフルを振り切り、自動的に訪問モードにスイッチが入った。
そんな訳で本日は、こちらへ出掛ける事にして、JR高田馬場駅へ降り立つ。こちらの山手線ホームの発車チャイムは、鉄腕アトムの主題歌が利用されている事でよく知られていて、駅から近い場所に手塚プロダクションがある事からだが、漫画の中でお茶の水博士が所属していた科学省が、高田馬場にあった事はあまり知られていない。
駅から神田川に出て道沿いを歩けば、見慣れた暖簾に川沿いに出来た行列が見えて来る。午前11時45分頃に到着。この数年で随分と人気ラーメン店が高田馬場に出来たものだが、それでもこちらの人気は微動だにせず、今日も相変わらずのざっと20人強の行列が待ち受けていた。
運よく陽射しが陰っており、川の防護柵にもたれる事ができ、絶好の人気ラーメン店行列並びだった。
あと7〜8人となると、ガードレールが丁度良い高さの椅子となっており、しばしそこに座る感じで待つ事ができる。多少空に明るさが増したと思ったら、雨がポツリポツリと来たが、本降りとは成らず、およそ一時間程で入店。
座った席は一番右端の、座席番号1番で縁起良さそう。塩らーめんのインフォが無く、お聞きすると今はやってないそうで、それならばとタマにしかオーダーしない、チャーシューメンを(おいおい)お願いした。程なく到着。
おお、らーめん系もまた、比較的ボリューミーな、こちらだった。それではと、行かせて貰えばそれはもう、旨い旨い旨い旨い旨い旨い、旨い旨い旨い旨い旨い旨い。
粘度も感じるスープは、醤油に生姜と合わさった煮干しらしい風味感が、何とも日本の良き原風景が心に広がるような感動があり、それ程に口内に染み渡る美味しさと言えた。
チャーシューも素晴らしく、メンマも絶妙な食感と味付け。気が付けば完食だった。さすがなべんてんサンのラーメンだった。麺量がとても多かったが、それでも250g超え程度かなと思いお聞きすると、つけめんと同じ麺350gだそうで、いや、ズバババババーン!(ごまかしてどうする)
って、普通盛りなんですが・・・。
(左フォト) チャーシューメン/店舗外観 (2008.09.15)
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